私が下山口に住んだら【賃貸・戸建て・1LDK】

葉山が地元の私は、この仕事をしていてふと思うことがある。なぜ、こんなにもみんな葉山に住みたいのだろう。確かに、葉山はいいところだ。海も山も豊かでゆったりとした空気が町に流れている、なんだか人もおおらかだ。

一方で、車がないと不便だし雨の日は逗子まで20分の道のりが40分、時には1時間ほどかかることも。学生の時、朝の満員のバスに揺られながら「なんて不便な町なんだ」と思ったこともある。それでも葉山を出たいと思ったことはない。むしろ、そこにこそ“みんなが葉山に住みたいと思う理由”があるのだと思った。

そんな背景を踏まえつつ、今回は本物件のある下山口の勧め。今回の物件がある場所は、海へも徒歩10分、ドラックストアとスーパーへも徒歩10分。街の小さな商店たちも徒歩15分圏内に何店舗か並んでいる。

そして周辺には、思わず紹介したくなる面白いお店たちが揃っている。Tiktokでバズっていたマッサージ世界一の称号を持つ100年以上続く床屋「山口理容店」。葉山のローカルたちに愛されるコーヒー豆屋「THE FIVE BEANS」。葉山民がこぞって通う看板犬のいるカイロプラクティック「Paleo Life Academy」。創業120年を超えるローカルスーパーの「スズキヤ」。オリジナルTシャツが葉山のユニフォーム化しつつある「SUNSHINE+CLOUD」。ホットスナックとアイスの美味しいコンビニ「ミニストップ」。小さなイタリア食堂「LUKE」。15分圏内で思いつくだけでもこれだけあるのだ。

そんな個人商店が多い葉山は、お店の個性も強め。その店たちには多様な常連さんがいて、どこのオーナーもお店初心者を巻き込んで会話してくれるので自然と仲間に入れてもらえる。気づけば葉山での居場所が増えていく。こうしたコミュニティに飛び込んでいく感覚こそ、葉山ライフを楽しむコツだと思う。

リビングの大きな窓から見える葉山らしい空が広く、緑いっぱいの景色。朝起きて階段を上がり、一番初めに見える景色がこれってだけで良い一日がスタートできそうだ。さらに、晴れた日の夕方には海へ散歩に出る人が多い葉山住民。日が落ちた後、空がピンクや真っ赤に染まるマジックアワー。それを徒歩10分で体感できる。この贅沢な時間だけでも、ここに住む意味があると思えるほどだ。
今回のお家は玄関からお風呂へ直行できるので海帰りや外遊び後に部屋が汚れず安心です。

そして夜。葉山のお店は夜が早いので、基本的にみんな家で過ごすことが多い。ここの家での夜の楽しみは、1階の寝室の白い壁をスクリーン代わりにして映画を見ること。金曜日にはちょっと贅沢をして「ami.hayama」で買ったワインと「GOOD STOCK」のデリカテッセンをおつまみに映画鑑賞。そんな夜の過ごし方はいかがでしょう。

加えて、葉山はこんなにも自然が豊かなのに、都内へは高速を使えば1時間程度。「逗葉新道」の手前には「スターバックス葉山店」があり、ここでドライブのお供を買ってから出かけるのが定番。テラス席にはワンちゃん連れも多く、みんなが優雅な時間を楽しんでいる。スタバ横の坂を上がったところには「南郷公園」があり、ワンちゃんやお子さんを遊ばせるファミリーの姿も。実は紅葉も綺麗な穴場スポットでもある。

こうした環境すべてを含めて、田舎だけど田舎じゃない葉山。その独特のバランスが“選ばれる理由”のひとつなのだと思った。皆さんのライフスタイルに合ったここでの暮らし、ご提案いたします。

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【KS】