食卓にポイントで輪花の器を置く暮らし【賃貸・戸建・2LDK】

ウナギの寝床のような個性的なシェイプのお家。4.5帖～6帖の箱を連ね、壁で仕切ることなく段差を付けることで緩やかに仕切られた2階の構成に眼からウロコ。キッチンを中心にダイニングとリビングが左右で別れ、ダイニングのその先の階段を上がると和室。反対側の階段を上がるとリビングがあります。家族が同じ時間を過ごしながら、干渉されることなくそれぞれの好きなことに没頭しつつも、何となく家族の存在を近くに感じられる距離感。なんて絶妙に心地よい空間なんでしょう。小分けになっているから、ひとつひとつの部屋の役割とインテリアが明確。ご飯を食べるところ、ゆっくりと映画を観たり本を読んでくつろぐところ、勉強するところ、寝るところ。それらが緩やかに全て繋がっています。大胆に床の延長線上にポッカリと開口する2階の窓はガラリと開けると目の前に桜の木と紅葉。窓の外はバルコニーなどなく、真下を見れば庭の地面が見えます。高所恐怖症にはかなり怖い構造ですが、そうでなければ勇気を出して足を投げ出し、目の前の樹木の枝ぶりを存分に感じたい。明月院よりほど近い、古都鎌倉の情緒たっぷりの北鎌倉らしい住環境。2階のインナーバルコニーから山々を見渡すことができ、北鎌倉ならではの贅沢。そんな環境の中、家族で囲む食卓。もうすぐお花が綺麗に咲く季節ですし、食卓にポイントで輪花の器を置くことで華やかな雰囲気にしませんか？器のまわりに櫛で規則的な切れ込みを入れた器。お花を連想させる器で、食事の時間をより豊かな時間にしたいですね。